猫の大動脈血栓塞栓症2

大動脈血栓塞栓症とは、、

まず

血栓塞栓症とは、

心臓や血管で作られた血液の塊が

血管に詰まる病気です。

血液の塊がどこかに詰まることを血栓症と言います。

人間で言うとエコノミークラス症候群ですね。

大動脈という太い血管から細い血管に分岐するところで

血栓は詰まりやすいです。

 

大動脈とは心臓をスタートし、

胸部を下降し(胸大動脈)、

腹部を下降し(腹大動脈)、

足に分かれていきます。

 

猫の場合、

腹大動脈から足に分かれるところで

血栓が詰まることが多いです。

バックグラウンドとして、

心疾患を抱えている場合が7割弱、

甲状腺機能亢進症が1割、

腫瘍が1割程度

と言われています。

 

 

続く

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