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病気の動物に血液を提供するためには、
健康な血液を持つ相手が必要です。
定期的な感染症予防(ワクチン)を行っており、
病気を持ってない動物が血液ドナーになることができます。
また、体重も一定以上の個体であることが
条件になります。
小さい動物では採血できる量が限られていますし、
負担が大きいので、
ドナー対象になりません。
大きい犬は採血で取れる血の量が多いこともあるため、
35kg以上という下限があります。
猫にも下限はありますが、
犬と違って体重に大きな幅がないので、
条件を満たしても、犬に比べると採血できる量は限られます。
緊急時は条件に外れていても、
ドナーに負担にならない範囲で
採血をおこないこともあります。
====血液ドナーになれる主な条件(猫)====
⚪︎年齢;1−7歳
⚪︎性別;去勢オス、子供を産んだことのない避妊メス
⚪︎体重;3.5kg以上
⚪︎飼育環境;完全室内飼育
⚪︎予防;3種混合ワクチンとノミダニ予防をしている
ヘモプラズマなど血液からうつる病気に感染しいていないこと
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猫からは30〜50ml程度、採血することが多いです。
条件を満たしたとしても、
血液型含め適合しないことがあります。
動物の輸血は
血の確保がとても難しいのです。
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