猫の大動脈血栓塞栓

1) 突然の強い痛み ぎゃーっという声で発見されることも
2)
急に呼吸が荒くなる
3)
口を開け、お腹を上下させた呼吸
4)
腰が抜けたように立てない 
5)
後脚が立てない、又は前足を突っ張っていることも

 

私の感覚では上の15内、主訴が15で病院に来ることが多いように思います.

 

この病気は

多くが何の前触れもなく、

何が起ったのかまったくわからないまま、

急に猫が苦しがり、

慌てて病院に駆け込みます。

 

この場合

大動脈血栓栓塞症

という状態が起こっていることが多いです.

 

ざっくりいうと、大動脈という血管に

血栓が詰まるために起こります。

 

特徴の一つが、

前触れはあまりなく、

急に呼吸苦しそうにハアハアしたり、

なにか腰がふらふらしたり、歩けなくなったりします。

まれに

高い所から落下したのでは?

と思ったら、怪我にしては状態が悪すぎる、

調べて見たらこの病気だった例もあります.

 

100頭中、2-3頭の割合で起こるというデータもあります.

 

続く

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