猫の血統と遺伝病 ラグドール2

猫伝染性腹膜炎FIP)]

猫伝染性腹膜炎FIP

幼猫に発症することのある

ウイルス感染症です。
小さい頃の猫を飼う、全て人に

必ず知っておいてほしい病気です.

1歳前後の幼い猫に好発することが特徴で、
感染症のひとつであり、

コロナウイルスにより発症します。

猫のコロナウイルス

多くの猫が保有しています。
コロナウイルス自体は

ほとんど無害と考えられていますが、
幼い猫では

時にコロナウイルス

強毒化することがあります。
ウイルスの突然変異です。
この突然変異で生じたウイルスが

FIPウイルスと呼ばれ、

致命的な症状を呈します.

この病気は

ちょっと前までは

致命性の高い病気として

発症したら死を覚悟することが多い病気でした.

重症化のリスクは依然残りますが、

現在は薬がだいぶ開発されて、

寛解症例もだいぶ増えてきています.

 

猫飼いにとっては

知識として知っておいてほしい病気、

別の機会に

別途を取り上げたいと思います.