猫の血統と遺伝病 ロシアンブルー/ラグドール
●ロシアンブルー
・尿路結石/膀胱炎
結石の種類は特定されていませんが、
この猫種としてのリスクがあるとされています。
・肥大型心筋症
この猫種では遺伝すると言われており重症度が高くなる.若齢で発症することもある
・クリプトコッカス症
若い雄に好発すると言われている.
・基底細胞腫
・尿石症(しゅう酸カルシウム)
・尿石症(ストラバイト)
[クリプトコッカス症]
真菌(カビ)の1種、クリプトコッカスの感染に
よって発症する病気。
ハトなどの糞や土壌に含まれる、
口や鼻から吸い込むことで感染します。
健康であれば発症しないこともありますが、
若齢や高齢猫、強いストレス下など、
免疫力が落ちている時は注意が必要です.
症状は鼻みず、くしゃみが出る、
鼻にしこりがある、鼻が大きくなる、
体にしこりがある、元気がない、食欲がない、
目やにが出る、
けいれんする、運動障害、意識を失うなど
多様な症状が見られます.
神経症状が出るのは、
位置的に鼻腔が脳に近いため、
鼻腔に感染したクリプトコッカスが、
進行して脳にまで達すると起こります.