猫の血統と遺伝病 シャム猫 神経疾患/眼疾患/泌尿生殖器疾患/呼吸器病

・知覚過敏症候群

皮膚疾患、神経疾患、筋骨格疾患、行動学的疾患など

複数の原因が関与すると考えられています。

背中の皮膚が波打つように痙攣し、

過度のグルーミング、

走り回る、

過度に鳴く、

興奮、

家族や同居猫に対する攻撃行動、

などが見られます。

 

 

・ライソゾーム病

非常に稀な遺伝病です。

老廃物を掃除する働きが生まれつき弱いために、

老廃物が全身の細胞に次第に蓄積されて病気が進行し、

肝不全や盲目になり、

さらに痙攣発作が長く続くようになります。

多くが1才ぐらいで亡くなる不治の病で

有効な治療法がありません。

 

 

・角膜分離症

眼球表面の角膜に

黒色のマダラ状の壊死組織が発生する病気です。

ヘルペスウイルスが関与していると考えられており、

抗ウイルス薬の点眼内服を使って治療します。

緑内障

・水晶体脱臼

 

・尿石症(シュウ酸カルシウム/ストラバイト)

 

・難産

 

・猫喘息

咳や息切れ、

疲れやすい、

動きたがらない、

息を吐くとき音がする(喘鳴)

口を開けて呼吸をする

などの症状が見られます。

発作的に呼吸困難が起こり、

ひどい発作時には、

死に至る可能性があります。

 

 

 

猫の血統と遺伝病 シャム猫 消化器疾患/血液病

消化器系疾患

・アミロイド症

・口蓋裂

・巨大食道症

・腺がん

・腸ポリープ

アミロイド症の発症は17歳。

アミロイドという蛋白の一種が体に不適切に沈着する病気です。

シャムについては肝臓に沈着し、

肝機能不全や肝臓破裂を引き起こします。

口蓋裂はシャムではリスクが高い疾病。

先天性で生まれた子猫の上顎が割れている病気。ミルクがうまく飲めないので、極端に痩せたり、ミルクを誤飲し肺炎になることも。

 

血友病B

血液が固まる仕組みがうまく働かないため、

血液の凝固がうまくいかなくなる病気。

出血は切り傷などの外傷をはじめ、

目に見えない体の中の出血も止まりにくい。

遺伝性の病気。

 

 

猫の血統と遺伝病 シャム猫 心疾患/皮膚病

・拡張型心筋症

・心内膜弾性繊維症

心血管疾患

心内膜弾性繊維症は6ヶ月以下の子猫に発症する遺伝病

 

 

・アギーレ症候群

・プラストミセス症

・先天性乏毛症

・先端黒化症

・耳介脱毛症

・食物過敏症

・接合部性皮膚水疱症

・線周囲白毛

心因性脱毛症

・皮膚腫瘍

・間擦疹

皮膚疾患

アギーレ症候群は目の周囲の色素がなくなる病気

プラストミセス症は真菌による感染。

外国種。
日本にはまだ持ち込まれていない。

若齢の猫が罹りやすいと言われている。

猫の食物過敏症(食物アレルギー)とは、

痒みを伴う皮膚の病気。

原因となる食材を特定し、適切な食餌を用いて

上手く付き合っていけば良好な経過が望めるが、

原因となる食材を除いた食事をずっと続けなければならない。

接合部性皮膚水疱症は、

皮膚の外表に近い部分や粘膜に水疱(水ぶくれ)や

びらんを生じる遺伝性の疾患。

爪の脱落が見られることもある。

心因性脱毛は不安による脱毛なので、

性格や気質によるところが大きい。

間擦疹(かんさつしん)は皮膚のたるんだ「ひだ」に起こる

皮膚表面の細菌感染症

皮膚の皺壁性膿皮症という。

シャムでは特にメスが多いと言われている。

 

食物過敏症以外はどれも非常に稀、一般的でない疾患である。

 

 

猫の血統と遺伝病 シャム猫

シャム猫(サイアミーズ)

ポイントカラーと濃いブルーの目が印象的な人気な猫種.

骨格が細いため全体的にほっそりとした体型で、

手足は長く足先は小さめ、

しっぽは細長くしなやかなのが特徴。

顔もスリムで、大きな耳が印象的な顔立ち。

遺伝の関係でポイントカラーはすべて青色の瞳を持つ。

シャム系の好発疾患は中な多く、バラエティです.

 

・拡張型心筋症

・心内膜弾性繊維症

 

・アギーレ症候群

・プラストミセス症

・先天性乏毛症

・クリプトコックス症

・先端黒化症

・耳介脱毛症

・食物過敏症

・接合部性皮膚水疱症

・線周囲白毛

心因性脱毛症

・皮膚腫瘍

・間擦疹

 

甲状腺機能亢進症

 

・アミロイド症

・口蓋裂

・巨大食道症

・腺がん

・線ポリープ

 

血友病B

 

・肛門嚢腺がん

・基底細胞腫

・皮膚肥満細胞腫

脂肪腫

・リンパ腫

・乳腺腫瘍

・鼻腔内腫瘍

・小腸腺癌

・汗腺腫瘍

 

・知覚過敏症候群

 

・ライソゾーム病

 

・角膜分離症

緑内障

・水晶体脱臼

 

・尿石症(シュウ酸カルシウム/ストラバイト)

 

・難産

 

・猫喘息

 

詳しい説明は次に

 

猫の血統と遺伝病 ラグドール2

猫伝染性腹膜炎FIP)]

猫伝染性腹膜炎FIP

幼猫に発症することのある

ウイルス感染症です。
小さい頃の猫を飼う、全て人に

必ず知っておいてほしい病気です.

1歳前後の幼い猫に好発することが特徴で、
感染症のひとつであり、

コロナウイルスにより発症します。

猫のコロナウイルス

多くの猫が保有しています。
コロナウイルス自体は

ほとんど無害と考えられていますが、
幼い猫では

時にコロナウイルス

強毒化することがあります。
ウイルスの突然変異です。
この突然変異で生じたウイルスが

FIPウイルスと呼ばれ、

致命的な症状を呈します.

この病気は

ちょっと前までは

致命性の高い病気として

発症したら死を覚悟することが多い病気でした.

重症化のリスクは依然残りますが、

現在は薬がだいぶ開発されて、

寛解症例もだいぶ増えてきています.

 

猫飼いにとっては

知識として知っておいてほしい病気、

別の機会に

別途を取り上げたいと思います.

 





 

猫の血統と遺伝病 ラグドール2

猫伝染性腹膜炎FIP)]

猫伝染性腹膜炎FIP

幼猫に発症することのある

ウイルス感染症です。
小さい頃の猫を飼う、全て人に

必ず知っておいてほしい病気です.

1歳前後の幼い猫に好発することが特徴で、
感染症のひとつであり、

コロナウイルスにより発症します。

猫のコロナウイルス

多くの猫が保有しています。
コロナウイルス自体は

ほとんど無害と考えられていますが、
幼い猫では

時にコロナウイルス

強毒化することがあります。
ウイルスの突然変異です。
この突然変異で生じたウイルスが

FIPウイルスと呼ばれ、

致命的な症状を呈します.

この病気は

ちょっと前までは

致命性の高い病気として

発症したら死を覚悟することが多い病気でした.

重症化のリスクは依然残りますが、

現在は薬がだいぶ開発されて、

寛解症例もだいぶ増えてきています.

 

猫飼いにとっては

知識として知っておいてほしい病気、

別の機会に

別途を取り上げたいと思います.

 





 

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猫伝染性腹膜炎FIP

幼猫に発症することのある

ウイルス感染症です。
小さい頃の猫を飼う、全て人に

必ず知っておいてほしい病気です.

1歳前後の幼い猫に好発することが特徴で、
感染症のひとつであり、

コロナウイルスにより発症します。

猫のコロナウイルス

多くの猫が保有しています。
コロナウイルス自体は

ほとんど無害と考えられていますが、
幼い猫では

時にコロナウイルス

強毒化することがあります。
ウイルスの突然変異です。
この突然変異で生じたウイルスが

FIPウイルスと呼ばれ、

致命的な症状を呈します.

この病気は

ちょっと前までは

致命性の高い病気として

発症したら死を覚悟することが多い病気でした.

重症化のリスクは依然残りますが、

現在は薬がだいぶ開発されて、

寛解症例もだいぶ増えてきています.

 

猫飼いにとっては

知識として知っておいてほしい病気、

別の機会に

別途を取り上げたいと思います.