猫と歯科疾患1
歯のトラブルは犬も猫もとてもよく見られる問題のひとつです。
特に人間でも良く聞く歯周病は放っておくと、
口だけでなく体全体にまで影響が及んでしまう恐ろしい病気です。
歯科疾患にはご飯が食べられなくなる疾患も多く、
とても食事とは密接な関係。
なかなか、口の中は見えない部分ではあるし、歯磨き自体なかなかハードルが高い。
ゆえ、十分な予防と対策がなかなかできていないのが現状。
本来は猫(犬も)は肉食で獲物を追いかけ、牙で捕獲し、
皮や肉を噛み砕くことで食事をしていました。
しかし、人と生活するようになった現代の動物たちは、
体も口も歯も本来の働きをせずとも
十分せずともご飯にありつけるようになりました。
さらに、
人間と同じように肥満や糖尿病、関節疾患などの
生活習慣病に悩まさせるようにもなりました。
歯周病もその一つ。
歯周病は予防が大事、というより
進行してしまうと治すことは不可能なので
予防が
ベストにしてオンリー
なのです。
歯については
歯の解剖、歯周病の発生や歯と口のチェックポイント、
正しいデンタルケア、フードの性状について、
少しずつ書いていきたいと思っています。
猫とナンバープレート
少し前から
オシャレなナンバープレートが増えてきたのを
ご存知ですか?
それぞれのご当地の特徴をあしらったナンバープレート
色々な模様がある中、
猫のナンバープレートもございます。
文京区の原付ナンバープレートは
猫をあしらったデザイン
旧居(猫の家)跡があることに因んでいるらしい。
残念ながらすでに交付は終了しているとのこと。
そのほかにも枚数限定、期間限定で
4桁の車両番号の「・」が、ネコの肉球になっている
なんとも愛らしいナンバープレート。
周南(しゅうなん)からの「しゅうニャン」であるかららしい。
みてみるとシンプルで、なかなか愛らしい。
最後に「11ぴきのねこ」のナンバープレートを発行してもらえる
青森県水戸軍水戸町の原付、小型特殊ナンバープレート!
平成25年4月1日から交付しているらしく
現在も(おそらく)住所を移せばもらえるのかな。
残念なのはほぼ全て原チャリプレートっていうところでしょうか。
残念ながらお見かけしたことはございません。
●猫と避妊手術2●
生理学的な観点から避妊の良い点を考えます。
まず子宮と卵巣を取れば(病院によっては片方のみ摘出のところもあり)
子宮と卵巣に関する病気は可能性がゼロになります。
また妊娠や出産に関する病気や事故も防げます。
子宮や卵巣は女性ホルモンと関わりが深く、
悪性が猫の多い乳腺腫瘍もまた女性ホルモンと関わりが深い。
ので避妊によって完全ではないにしろ、発生をかなり抑えることができる。
発情は猫にとってかなりストレス!
発情によって雄を求めてしまう(イライラ!)、
ホルモンバランスの乱れ(イライラ!)
が与えるストレスでちょっとした病気が治りづらかったり罹りやすくないる傾向にある。
発情のタイミングで雄と出会っしてしまった場合も、
交尾によってウイルスに感染する可能性はとっても高くなる。
つまり避妊によって避けられる病気が多い。
その病気にならない、ということは
何かあった時にその病気の可能性を除外できるということ。
病院がとしてはとても重要。
場合によっては検査や薬など減らせるし、最適な医療への近道になり得る。
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避妊によるメリット
色々な病気のリスク0%または低くできる
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仕草と痛み
頭を振る→耳の痛み
前足で口の周りを掻く→口が痛い
後ろ足で顔まわりを掻く→そこまたは周辺が痒い
頭を上げず、俯いている→首周りに痛い
頭を上下させて歩く→肢が痛い
尻尾を下げて片側に寄せて歩く→後肢や肛門周辺が痛い
ジャンプができない、躊躇う→関節痛、体のどこかが痛い(筋肉や骨)
体が小刻み震えていたり、撫でようとすると怒る場合は✳︎内臓痛の可能性が高いです。
✳︎内臓痛=体の内部の痛み。例:腹痛、膀胱炎などいたみ
●猫と避妊手術1●
猫の女の子を飼い始めたら必ず考えること、
それは避妊
①いつすればいいの?
②するべきなの?
①まずいつ避妊手術をすべきか
基準としては
1、生後6ヶ月齢程度の年齢
または
2、体重が2kg超えたあたり
おおよそこのような基準を猫と
お持ちの先生が多いのではないでしょうか。
生後6ヶ月という数字は
猫の性成熟が6〜9ヶ月だから。
それ以上早いと、発育不良や排尿障害など様々な問題が
起こる可能性がある〜と
言われていた。
現在はそんなことない、って意見が多くなってきて
6ヶ月よりも前に避妊する人も多くなってきている。
現実的に、若すぎる年齢で避妊手術を行うのは
麻酔の安全性に欠ける、
と言う意味で推奨されない。
故に、現在早期に、安全に避妊手術を行う目安は
3〜6ヶ月齢が
良いとされている。
●猫の指●
猫の指、何本かご存知位ですか?
爪をおうちで切っている方も
聞かれると
「あれ?どうだっけ?」
なんて思う方
意外と多いな、と。
正解は
前足が5本
後ろ足が4本
です。
前足は後ろ足より親指一本多く、
親指は他の指と少し位置が違うので
爪切りでも忘れられがち。