猫のあれこれ
動物を治療するにあたって、
動物の種類だけでなく、品種も意識することはとても大切です。
なぜならその品種に特異的に発生する病気や、
その品種に特に起こりやすい病気と言うものが
あるからです。
犬はゴールデンレトリーバーやチワワといった感じに
たくさんの種類がありますね。
でも猫では種類の定義が犬ほどしっかりありません。
猫の品種を登録している団体が複数あり、
それぞれの定義で、それぞれの品種登録をおこなっています。
例えば
「CFA;The Cat. Fanciers’Association」と
「TICA;The International cat Association」
の二つの団体があります。
それぞれの認めた猫の品種の数は
CFA、40種類程度、
TICA、80種類程度
の登録があります。
こんなにも差があります。
例えばエキゾチックという種類についてみると
エキゾチックショートヘアーという種類に関しては
CFAもTICAも品種として登録がありますが、
エキゾチックロングヘアに関しては
CFAにしか登録がありません。
https://www.min-nekozukan.com/groupIndex.php 『みんなの猫図鑑』
猫の品種というのは
思っていたよりもアバウトなものということが
お分かりいただけたかと思います。