甲状腺機能亢進症2

甲状腺機能亢進症と診断されて,

軽症である場合又は,まず初めに行われる方法としては

1番の内科療法と2番の食事療法が一般的です。

1、の薬でも「メルカゾール」という薬が多いのではないかと思っています。

これにはチアマゾールという成分が含まれてます。

体内で甲状腺ホルモンを作る過程を阻害する作用があります。

飲み始めたら

定期的に体内の甲状腺ホルモンの量を調べル必要があります。

しっかり薬が効いているのか、

薬の量が十分なのかを、

二週間に一回程度、血液検査で調べます。

安定したら数ヶ月に一回の検診に切り替わりますが、

安定するまでは薬の調節が必要になります。

 

又副作用として

・食欲不振、嘔吐、えづき

・激しい掻痒

・骨髄抑制(貧血、免疫力低下など)

・嗜眠傾向(いつもよりよく寝ている)

 

 

食事療法は

甲状腺ホルモンの材料となる

ヨウ素を少なくした食事のことです。

食事療法に関しては、症

状が軽い子や個体差で効果が出ると言われています。

特に薬との併用でより効果が出やすいとされていますので、

併用をお薦めされることも多いかと思います。

しかし

この病気は高齢猫に多いということもあり、

腎臓病と甲状腺機能亢進症の二つの病気を抱えることも

少なくありません。

その場合は腎臓病食をメーンで

勧められることでしょう。

ですので、甲状腺機能亢進症ケアのご飯を

食べ続けている猫は少ない印象です。

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