動物愛護法の改正~令和の新基準~2
動物園の動物たちだけでなく,
ブリーダーやペットショップの動物たち,
そこにいる動物たちは
年に一度獣医師に見せて状態をチェックしてもらいましょうね
というものや
動物カフェやペットショップ,動物園など,
動物を展示販売に関わる業種に対して,
人の目に触れる時間が制限がしっかりあるのを知っていますか?
今回の改正で,
連続して動物を展示できる時間がMAX6時間になりました。
そして犬猫の展示は朝8時から夜の20時までとなりました。
ですので,6時間未満でも深夜のペットの展示販売はできません。
ペットショップにずっと展示されている犬や猫がいます。
あの犬も猫も
一日6時間超えてショーウィンドウの中にいてはいけません。
(細かい制約や例外はあります)
繁殖に関して
メスを子供を生ませることに関してルールができました。
1匹の個体が一生のうちに出産させることのできる回数が6回まで(犬),
交配できる年齢が6歳までとなりました(犬猫)。
犬や猫はもちろん6歳以上も子供を産もうと思えば産めます。
しかし過度な交配をしている犬猫に負担をかけているブリーダーも中にはいます。
それを取り締まるための内容になっています。
獣医師は出生証明書の発行もしますが,
動物の繁殖ができるかどうかの有無を含め,
しっかり管理する義務があります。
また信じられないことに,
出産に関する手術,お腹を開けて子供を取り出す手術を
帝王切開といい,
獣医師でない人がしていることが,
めずらしくないくらいにあるそうです。
帝王切開は獣医師以外はやってはいけません。